小平奈緒がW杯34勝の偉業達成で五輪連覇へ調子上向くも…メダル獲得には“不吉なデータ”が

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■まさかの「銀」「銅」獲得の予想

 日本は、金3、銀4、銅6。金メダルはスキージャンプ女子の高梨沙羅(25)、スノーボード男子ハーフパイプの戸塚優斗(20)、同女子ビッグエアの鬼塚雅(23)の3人を挙げ、小平は500メートル銀、1000メートル銅という予想だった。

 小平の関係者からすれば「そんな予想はアテになるか」と鼻で笑いたいところだろうが、気になる「データ」がある。

 コロナ禍で開催された今夏の東京五輪は、前年から国際大会が軒並み中止となり、ライバルとの力関係がわからずメダル予想が難しかった。それでも前出のデータ会社は、日本のメダルを、金26、銀20、銅14の計60個と予想。金3個とはじいていたバドミントンは、銅1個に終わるなど予想を大きく外す競技もあったものの、実際は金27、銀14、銅17の計58個。日本全体のメダル獲得数の予想はかなり正確だった。

 ちなみに、35歳で五輪の金メダルならかなりの高齢といえるが、日本人最年長は84年ロス五輪射撃(ラピッドファイアピストル)の蒲池猛夫(故人)。当時48歳だった。

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