中田翔「無償トレード」の真相は原監督“救いの手”とは真逆! 日ハムには開幕前に打診済み

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■暗礁に乗り上げたトレードが暴力事件で一転

 中田は日本ハムと3年契約の3年目。今年いっぱいで契約が切れる。結果が出ずにふてくされてベンチ裏でバットをたたきつけ、跳ね返ってきた部分が顔面を直撃、目を腫らしたこともある。全面禁煙の札幌ドームは選手も喫煙できないが、ヘビースモーカーの中田はたばこを吸わないと集中できないとまで言い始めたという。若手を夜中まで連れ回すし、他の選手にも負の影響を与える。それでいて年俸は3億4000万円。コロナと新球場建設で金欠にあえぐ球団は扱いに苦慮していたとはいえ、巨人の申し入れを二つ返事で受け入れるわけにはいかない事情があったようだ。

「球団は中田の放出に前向きでしたけど、親会社が待ったをかけていたそうです。人気選手の放出はファンの反感を買うとね。日本ハムの親会社はとにかくイメージを気にするらしい」(前出のチーム関係者)

 放出したいし、受け皿もあるのに親会社がクビを縦に振らない。球団にしてみれば“板挟み”状態で、商談は当初、暗礁に乗り上げていたようだが、折も折、潮目が変わった。中田の暴力事件だ。

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