ゴルフコースを彩る女子プロ「ニューヒロイン」4人の候補

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山路晶(23歳・宮城県出身)ギネスブックに載った黄金世代

 女子ツアー人気を牽引する黄金世代の一人。2020~21年シーズンは賞金ランク55位に終わったが、試合の格によって獲得ポイントが変わるメルセデスランク47位で初シードを獲得した。

 166センチの恵まれたフィジカルの持ち主。平均ドライバー飛距離250.61ヤードの飛ばし屋としても知られるダイナミックなプレーが身上だ。

 注目を集めたのが昨年5月の「リゾートトラストレディス」2日目。3番(150ヤード)、7番(175ヤード)と1日に2回もホールインワンを達成し、ギネス世界記録に認定された。

 タフなコース設定になると強さを発揮し、21年「ニトリレディス」では勝った稲見萌寧と優勝争いを演じて3位の好成績を残している。今季出場7戦までで予選通過は1回だけと苦戦している。だが、あっけらかんとした明るい性格のB型であり、波に乗ると爆発力がある。

金沢志奈(26歳・茨城県出身)真っ赤なベンツを駆る申ジエの妹分

 真っ赤なベンツ「GLC220 d 4MATIC」でさっそうと試合会場に現れる。サポートを受けるメルセデス・ベンツ日本から提供された、車両価格730万円超のお気に入りの愛車だ。

 2017年のプロテスト合格から4年目の20~21年シーズンは、6月のアース・モンダミンカップで4位タイ、11月の伊藤園レディスで自己最高の2位タイフィニッシュ。初シードを獲得して臨んでいる今季は、さらなる飛躍が期待されている。

 茨城県の自宅から350キロ圏内で開催される試合には、自らハンドルを握って会場入りする“走り屋”である。

 目標とする選手は、韓国申ジエ。米ツアー11勝、日本ツアー23勝の元世界ランク1位のレジェンドとは、同じマネジメント会社に所属する関係で、コロナ禍の前はオフの合宿に参加してさまざまなアドバイスをもらうなど「師弟関係」にある。きちょうめんな性格で、時としてプレーが慎重になり過ぎる課題を指摘されるが、今季の目標は「絶対に初優勝。年間3勝はしたい」と堂々と宣言。大胆に攻める気持ちが出てくれば、目標を達成する力はある。

林菜乃子(24歳・神奈川県出身)今季狙うは恩返しのツアー初V

 通信制のクラーク記念国際高校時代は函南GC(静岡)でアルバイトをしていた苦労人。早朝からバッグ置き場で元気に働き、午後から練習。同コースを拠点にする渡邉彩香とコースを回ることもあった。

 2016年のプロテストは1打差で不合格。同年ファイナルQT51位で17年のレギュラーツアー18試合に出場も予選通過は1試合。プロの壁を痛感し、芹沢信雄に弟子入り。18年プロテストは渋野日向子と同期合格。同年10月のステップアップツアー「京都レディースOP」に優勝。2位は当時アマチュアの古江彩佳。渋野は46位。今では2人には水をあけられたが、昨季は30試合でベスト10入りは4度で予選落ちも激減。約3135万円を稼ぎ賞金ラク53位。今季のシード入りは逃したものの、前半戦は出場できる。師匠へ恩返しのツアー初Vを狙う。

鶴岡果恋(22歳・神奈川県出身)先輩かつ同期の原の背中を追う

 165センチ、体重54キロとモデル体形。コースでひときわ目を引くのがプロ5年目の鶴岡だ。

 美容やファッションにこだわりがあり、自身のSNSでたびたび愛用品の紹介をしている。

 女子プロ界随一の人気を誇る原英莉花と小さい頃から交流があり、その背中を追って同じ湘南学院高に進学。今でも「憧れの人」と尊敬の念を持つ。同校を卒業した年の2018年プロテストは稲見萌寧とともに一発合格。同期には1浪の原、渋野日向子らがいる。

 ツアーの優勝経験こそないものの、要所要所で好成績を叩き出し、2020~21年シーズンはキャリアハイとなる獲得賞金2771万9268円(59位)を手にした。

 今年1月、明治安田生命と所属契約を結び、3月に自身初のホステスプロデビュー。順調に売れっ子プロゴルファーの道を歩んでいる。

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