ロッテの敵は相手より審判団にあり? 今度は4番レアードが暴言抗議で「退場!」

公開日: 更新日:

 戦うべき相手をすっかり見失ってしまったのが、15日のロッテだ。二回、先頭打者のレアードが3球三振。オリックスの左腕・宮城の投じたクロスファイアを2球連続で見逃すと、“あの”白井球審に不満を露わにしたからタダで済むはずがなかった。ベンチに戻りながらなお文句を言ったところで、即座に「退場!」。場内マイクで白井球審が「レアード選手を暴言により退場処分とします」と説明した。

【写真】この記事の関連写真を見る(23枚)

 4番打者を第1打席で欠いたロッテは、5-8で敗戦。レアードの代役で4番に入った福田は2度のチャンスでいずれも空振り三振と、助っ人不在が響いた形となった。

 宮城の2球は決して際どいコースではなかった。それでもレアードが文句を言ったのは、審判団への不信感だろう。

 発端となったのは4月24日のオリックス戦。佐々木朗希が判定に不服の仕草を見せるや、白井球審が激昂。自らマウンドの佐々木朗へと歩み寄り、捕手の松川ともども恫喝するような態度が問題視された。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  2. 2

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  3. 3

    広陵問題をSNSの弊害にすり替えやっぱり大炎上…高野連&朝日新聞の「おま言う」案件

  4. 4

    福山雅治、石橋貴明…フジ飲み会問題で匿名有力者が暴かれる中、注目される「スイートルームの会」“タレントU氏”は誰だ?

  5. 5

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  1. 6

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 8

    福山雅治“ローション風呂”のパワーワード炸裂で主演映画とCMへの影響も…日本生命、ソフトBはどう動く?

  4. 9

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 10

    国民民主党・玉木代表が維新にイチャモン連発! 執拗な“口撃”は焦りの裏返しなのか?