ソフト3.5億円右腕が今季絶望 “給料泥棒”助っ人が減らない元凶は日本のザル身体検査に一因

公開日: 更新日:

 大金をドブに捨てたも同然だ。

 ソフトバンクはオフに年俸3.5億円の1年契約でメジャー52勝右腕のタイラー・チャトウッド(32)を獲得。先発の一角として期待が高かったものの、右肩炎症の治療のため、今月10日、米国に一時帰国。26日に手術をし、競技復帰まで半年以上かかることを球団が発表した。

 チャトウッドは一軍に昇格すらできず、二軍で6試合に投げただけで退団となる見込みだ。

 日本ハムのガントも右ヒジの故障で前半戦は絶望。メジャー通算24勝、年俸2.4億円の真価はいまだ発揮できていない。

 かつてメジャーで実績を残した大物助っ人の中には、明らかに日本球界を見下している者もいた。しかし、チャトウッドもガントも、そうした悪評とは無縁。近年は日本に適応できるかどうかも重視されており、昔のような傍若無人な助っ人は減少した。

 それでも高額助っ人が来日早々にケガをし、「給料泥棒」となるケースは減らない。

■通り一遍の検査

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”