夏の甲子園で選手の熱中症多発 猛暑問題放置は「高野連の改革アレルギー」と識者バッサリ

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 スポーツライターの小林信也氏が言う。

「2部制と言い出したのは世論に配慮しているというアピール。高野連は変えることへのアレルギーがものすごくある。『夏に甲子園でやる』ことを絶対に変えたくないので、変えないための努力はするが、変えるための努力はしないでしょう。私はもう甲子園じゃなくてもいいじゃないかと思う。別に大阪でなくても、涼しい北海道でもいい。みんな『甲子園は聖地』だと言うけど、第一回(1915年)の会場は甲子園じゃない。しかも今の甲子園の場内は広告だらけで、どこがアマチュア野球の聖地なのか。広告の聖地ですよ。海外メディアはその異常さに、選手と広告をモチーフにした写真を撮るんです。高校野球は高校生のための野球なのに、大人のための野球になってしまった。伝統は大事ですが、甲子園を神格化することが、これからの時代にどれだけの意味があるのかを考えていくべきです」

 2018年の夏から水分補給休憩を設けたり、20年春大会から指定スパイクの色を黒色だけでなく熱のこもりにくい白色も可としたが、どれも抜本的な酷暑対策にはならず、昨夏の大会では1試合に4人が足をつった。

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