久保建英ソシエダ移籍は大正解「能力を発揮できるチームにようやく巡り合えた」と評論家

公開日: 更新日:

 スペイン1部の日本代表FW久保建英(21)の新天地レアル・ソシエダでの決勝ゴール衝撃デビューが、地元スペインで高評価を受けている。

 現地14日の今季開幕戦でカディスとのアウェー戦に先発出場した久保。前半24分にジャンプしながら難易度の高いボレーシュートを右足で叩き込み、開幕戦勝利の立役者となった。

 地元メディアの「ムンド・デポルティーボ」は最高評価「3つ星」を与え、他メディアも「センセーショナルなデビュー戦」「タケにとってビッグシーズンになる」と大絶賛なのである。

「ようやく久保本来のポテンシャルを存分に発揮できるチームと巡り合った」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏。

「これまでプレーしたマジョルカ、ヘタフェというのは1部残留が目標のチームです。その戦い方は、堅く守ってボールを奪うと手数をかけないで前線に放り込んでいくというもの。ボールを足元で受けてドリブル突破でチャンスをつくり、鋭いラストパスでゴールをお膳立てしながら自らもゴールを狙うのが持ち味である久保は、ずっと消化不良のシーズンを過ごしてきた。久保というのは、周囲の選手の技術レベルが高く、パスサッカーを標榜するチームで光り輝くタイプの選手。ソシエダへの移籍は大正解です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    森保Jは海外からどう見られているのか…W杯のライバル国、ブックメーカーによる意外な評価

  2. 2

    FIFA会長がトランプ大統領に贈った「平和賞」は両者の癒着の象徴…元FIFA職員が史上最悪のW杯抽選会を一刀両断

  3. 3

    【チュニジア】アフリカ予選10戦無失点 堅守が光る「カルタゴの鷲」は日本が苦手とするチーム

  4. 4

    【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家

  5. 5

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  1. 6

    元日本代表DF冨安健洋がアヤックスと契約合意報道…森保Jに朗報も「ガラスの肉体」の期待と不安

  2. 7

    【オランダ】195cmCBファンダイクが大きな“壁”に…タレント勢揃いで「地盤沈下」は今や昔

  3. 8

    Jリーグ得点ランク上位FWが日本代表入りできないワケ…「森保監督の確固たるポリシー」が背景に

  4. 9

    W杯初16強の日韓大会で山本昌邦は「トルシエと選手とのフィルター役をこなした」

  5. 10

    W杯組み合わせに森保監督「非常に厳しい」…GL初戦はオランダと激突、2位通過が現実ラインか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ