久保建英ソシエダ移籍は大正解「能力を発揮できるチームにようやく巡り合えた」と評論家
スペイン1部の日本代表FW久保建英(21)の新天地レアル・ソシエダでの決勝ゴール衝撃デビューが、地元スペインで高評価を受けている。
現地14日の今季開幕戦でカディスとのアウェー戦に先発出場した久保。前半24分にジャンプしながら難易度の高いボレーシュートを右足で叩き込み、開幕戦勝利の立役者となった。
地元メディアの「ムンド・デポルティーボ」は最高評価「3つ星」を与え、他メディアも「センセーショナルなデビュー戦」「タケにとってビッグシーズンになる」と大絶賛なのである。
「ようやく久保本来のポテンシャルを存分に発揮できるチームと巡り合った」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏。
「これまでプレーしたマジョルカ、ヘタフェというのは1部残留が目標のチームです。その戦い方は、堅く守ってボールを奪うと手数をかけないで前線に放り込んでいくというもの。ボールを足元で受けてドリブル突破でチャンスをつくり、鋭いラストパスでゴールをお膳立てしながら自らもゴールを狙うのが持ち味である久保は、ずっと消化不良のシーズンを過ごしてきた。久保というのは、周囲の選手の技術レベルが高く、パスサッカーを標榜するチームで光り輝くタイプの選手。ソシエダへの移籍は大正解です」