馬場咲希は生ぬるい国内ツアーでは腕が鈍る! メジャーに勝ちたかったら海外に目を
                        
 国内予選を突破して出場権を獲得した6月の「全米女子オープン」でも、馬場は世界で戦う手ごたえをつかんでいた。
 渋野日向子、笹生優花、古江彩佳、西村優菜、上田桃子らトッププロが軒並み予選落ちする中で、見事決勝に進出して49位の大健闘。米国の水が合っているのだろう。
 全米女子アマの快挙で、国内は大騒ぎだ。今後はツアーでも主催者推薦が殺到し、奪い合いになることは目に見えている。
 だが、そこに落とし穴があることを承知しているのだろうか。
■ツアー出場は狭き門
 日本女子プロゴルフ協会は数年前にツアー出場の規約を変更している。
 ツアーに出るためには、まずプロテストに合格しなければならない。それも上位20位以内に入らなければ合格しない。さらに最終QTまで進み35位前後に入らなければ試合に出られないという、大変狭き門なのだ。
 馬場の実力があればプロテスト合格は問題ないと思うが、年1回だけのプロテストは通常大会とは比べものにならないプレッシャーが選手を襲う。
                    

                                    
                                        
















