元川悦子
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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

日本代表ドイツ合宿の初日に最年少21歳の久保建英が見せた「神対応」

公開日: 更新日:

 9月17、18日の欧州日本人直接対決2連戦を見届け、19日からは日本代表の試合会場であるドイツ・デュッセルドルフ入り。いよいよ代表取材が始まった。

 同日夕方からの練習前には現地日本人学校・補習校の生徒300人との交流会が行われ、全員での記念撮影に加え、好きな選手にサインをもらえるフリータイムも設けられた。

■久保がわざわざ呼んでサービス

 一番人気は最年少の久保建英(レアル・ソシエダ)。彼は長い列を作る一人ひとりに丁寧に対応。練習後には、サインをもらえなかった少年をわざわざ呼んでサービスする「神対応」も見せた。この調子で久保は、森保日本の主力に上り詰められるのか?

 代表の背番号10・南野拓実(モナコ)の新天地初ゴールを目に焼き付けた翌19日の朝。8時過ぎにランスを出発し、TGVでパリへ移動。さらにタリスに乗換えてデュッセルドルフへと向かった。所要時間は5時間半。それでも鉄道は高速バスとは比べ物にならないほど快適でスムーズだった。

 デュッセルドルフ中央駅ではドイツのジャンクフードの定番・カレーブルスト(ケチャップソースのソーセージ)を食べた。値段は3.5ユーロ(約500円)程度で円安直撃日本人にも気軽に買える。3年ぶりの慣れた味に舌鼓を打ち、滞在先のアパートへ。

 入室手順がかなり難しく、3種類のカギを駆使しながら建物内に入ってエレベーターに乗り、何とか到着。これで落ち着いて仕事ができる環境が整った。ここから練習場のパウル・ヤネス・シュタディオンまでは約2.5キロ。速足で歩けば20~25分の距離だ。ランスで荷物を持って2時間歩いたことを思えば、このくらいは何の問題もない。

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