著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

大学4年アマ蝉川泰果Vが示す日本男子プロの深刻レベル低下…「強い若手登場」とは喜べない

公開日: 更新日:

 ただ、東北福祉大在学中の2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」に優勝した金谷拓実はプロになってからはまったく目立たない。本当は今頃、ツアーの先頭に立って引っ張っていかなければならないのに、一体どうしたんだろうという感じだ。

 星野陸也も一体何をやっているんだと言いたい。彼は体にも恵まれていてスケールの大きなゴルフができる逸材なのに、「パナソニックオープン」は26位タイと低迷した。優勝争いどころか、新聞の成績表を見ても名前を探すのが大変だ。

 星野は5月の「ダイヤモンドカップ」で優勝争いに顔を出したが、全米オープン、全英オープンと世界のメジャーでは予選落ち。体がでかい割には存在感が薄い。

 学生がツアーで優勝できるということはそれだけ、日本ツアーのレベルが低いという証拠だ。学生が優勝したことを、強い若手が出てきたと言って、喜んでいる場合ではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情