エ軍オーナーのホンネは「野球よりバスケ」売却金4350億円でNBAに鞍替えか

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 今年8月に球団の身売りを発表したエンゼルスのアーティ・モレノ・オーナーが他のプロスポーツチームの買収に動いているという。

 ロバート・サーバー・オーナーによる差別発言で球団売却を余儀なくされた米プロバスケットボールNBAフェニックス・サンズの新たなオーナー候補として浮上しているのだ。

 モレノ氏はサンズの本拠地であるアリゾナ州フェニックス在住。元来、野球よりもバスケの愛好者として知られており、エンゼルスを買収するまではサンズの共同オーナーに名を連ね、8%の球団株式を保有していたという。

 米全国紙「USA TОDAY」は、エ軍の身売り交渉は順調に進展しており、売却額は最低でも30億ドル(約4350億円)で、2020年のメッツの売値24億ドル(当時のレートで約3280億円)を上回り史上最高額になると伝えた。

 モレノ氏は03年、ウォルト・ディズニー社から1億8000万ドル(当時のレートで約252億円)で買収した。単純計算で4000億円以上の利益を得て、NBAのオーナーに鞍替えすることになるかもしれない。

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