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菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

日本プロに「気概ある勝負師の不在」世界を相手に勝ってやろうという根性が伝わってこない

公開日: 更新日:

■65年前にあった気概は…

 先週、日本国内で唯一開催されているPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」で、日本選手は誰も優勝争いに加われなかった。65年も前に海外からトッププロが来日して出場したカナダカップで日本のプロが勝っているのに、どうして日本の男子はこんなに弱くなってしまったのか。中村のような、世界を相手に勝ってやろうという気概のある勝負師がいなくなってしまった気がする。

 世界で通用しないスポーツは国内でも人気がなくなっていくのは目に見えている。このまま放っておけば日本の男子ツアーは消滅しても不思議ではない。早く手を打たなければならない。

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