著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

日本プロに「気概ある勝負師の不在」世界を相手に勝ってやろうという根性が伝わってこない

公開日: 更新日:

 かつてゴルフのオリンピックといわれたカナダカップ(現・ワールドカップ)が霞ケ関CCで開催され、日本代表の中村寅吉が小野光一とペアを組んで個人戦、団体戦の両タイトルを制したのは今から65年も前(1957年)のことだ。

「会場が芝目の強いコーライグリーンだったから日本選手が勝てた」と言う人が多かった。

 その時のことを中村寅吉に取材したことがある。

 下馬評では、「日本は5位に入れば上々」といわれていた。しかし、中村と小野は「それなら勝ってやろう」と、事前に1カ月ぐらい会場でみっちり合宿した。

 小野は程ケ谷CCに所属する前、霞ケ関CCで修業しており、コースに吹く風向き、どういう攻め方をしたらいいかなど、よく分かっていた。

 中村は当時ドライバーが230ヤードぐらいしか飛ばなかった。だから、「セカンドは木(ウッド)で打っても届かないミドル(パー4)がいくつもあった」と振り返った。そういうホールでは、「無理に飛ばしてグリーンに直接乗せようとしないで、グリーン手前のバンカー横の傾斜に低い球でぶつけると転がって乗っていくところがあった」と攻略ルートをしっかり見つけていたのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  3. 3

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  4. 4

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 5

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  1. 6

    巨人ドラ1岡本和真 本塁打1本「小遣い1万円」に祖父母悲鳴

  2. 7

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  3. 8

    辰己涼介は楽天残留が濃厚 ソフトバンク東浜巨らFA行使“残り物”たちの気になる行方

  4. 9

    新大関・安青錦に追い風? 八角理事長が看破した横綱・大の里「左肩回復遅れ」

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真に「村上宗隆の2倍」の値段がついたカラクリ