FW町野修斗をDF中山雄太の代役に追加招集の不可解…W杯では“情報なし”が唯一の強み

公開日: 更新日:

 日本代表のCF系FWは、神戸所属の大迫勇也が長らくレギュラーを務めてきた。年齢的な衰えと度重なる故障で招集外となり、ポスト大迫と言われていたFW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が代表入りした。

「森保監督の広島監督時代の愛弟子・FW浅野拓磨(ボーフム)が9月中旬に右ヒザ靱帯断裂の大ケガを負った。11月に入ってボールを使う練習を始め、ここにきて痛みがぶり返した情報もある」(関係者)。大会前に離脱の可能性もあり、指揮官はFWの増員に踏み切ったというワケだ。

 W杯での町野の唯一の強みといえば、対戦相手に情報が少ないこと。

 映像などで徹底的に研究されるだろうが、相手DFにとっては「まったくの未知数なのでフィジカルの強さなどに戸惑う可能性もある」とは前出の六川氏。

 町野の代名詞は得点後の「忍者ポーズ」。三重県伊賀市にルーツを持つことから生まれた独自のゴールパフォーマンスである。W杯でゴールを奪って忍者ポーズが知れ渡れば、日本へのインバウンド増加の一助になるかもしれない──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  3. 3

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  4. 4

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  5. 5

    “金星プレゼンター”横綱豊昇龍に必要な叔父の図太さ…朝青龍は巡業休んでサッカーしていた

  1. 6

    “トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」

  2. 7

    石破と菅が練る「敗戦処理」案…幹事長交代で、進次郎起用、連立相手は維新が本命

  3. 8

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  4. 9

    参院選で激戦の千葉選挙区で国民民主党“激ヤバ”女性議員を自民県連が刑事告発し泥仕合に

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒