守備的MF佐野海舟の評価爆上がり!遠藤航に代わって森保Jボランチ序列一番手に躍り出た
森保ジャパンが、W杯最多優勝(5回)を誇るサッカー王国ブラジル相手の歴史的初勝利。その余韻は翌日以降も続き、スポーツメディアが「ミラクル大逆転劇」「W杯優勝を狙う日本が力を世界に示した」と盛り上がれば、サポーターもSNSの書き込みで「日本サッカーの進化を実感!」「W杯で大きなことをやってのける予感!」とお祭り騒ぎだ。
中でも、10日のパラグアイ戦の終了間際の劇的同点弾、ブラジル戦の決勝ゴールでFW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)の評価がウナギ上りだが、「南米2カ国との試合で、森保監督ら首脳陣から最も高い評価を受けたのは、ボランチ(守備的MF)として先発したMF佐野海舟(マインツ/ドイツ)です」とサッカー関係者がこう続ける。
「これまでボランチは英プレミア・リバプールのMF遠藤航、ポルトガルの強豪スポルティング所属のMF守田英正の鉄板コンビだったが、遠藤はリーグ戦でベンチ要員として出場機会を大きく減らしており、32歳という年齢的な衰えも指摘されている。守田は2024年からふくらはぎ痛が慢性化して戦線離脱が増えている。森保監督としては、以前から評価している佐野を、プレースタイルの似ている遠藤の控えとして2026年北中米W杯に連れていくつもりだったが、ここ2試合のパフォーマンスを見て、ボランチの序列1番手にすることを決断したようです」