太刀川正樹ジャーナリスト
１９４６年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック３０年」など。
【Shohei deserves two salary.】＝ラジオで「翔平には2人分のサラリーの価値がある」と語ったマドン前監督
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これが、「He deserved it.」となると、「ヤツには当然の報いだ」「自業自得」というネガティブな表現となる。
大谷には2人分の給料を支払う価値があるとするマドン前監督は、こうも言っていた。
「二刀流の意味は2人の選手が1人の選手のなかに存在しているということだ。それは独特なアイデアで、2人のオオタニ選手として交渉あるいは評価するべきということだ。彼は1人の男ではない（He's not one dude）」
“dude”はスラングで「男」「ヤツ」「野郎」という意味。マドン前監督は最後まで、大谷を「Once－in－alifetime－player（生涯に一度の価値がある選手）」と持ち上げた。
