WBC勝利の鍵握る「第2先発」…日本ハム伊藤はダルとの米自主トレを糧に課題克服なるか

公開日: 更新日:

「普段どんなことを考えているか、どんなふうに試合の準備をしているか一緒に行動して感じることができた。すごくプラスになった」

 日本ハムの伊藤大海(25)が18日、札幌市内の室内練習場で自主トレを公開。年明けから米サンディエゴで約1週間行ったダルビッシュ有(36=パドレス)との合同自主トレを振り返り、満面の笑みを浮かべてこう話した。

 苫小牧駒沢大から2020年のドラフト1位で入団すると、ルーキーイヤーから2年連続2ケタ勝利をマーク。今季はチームのエースとしてはもちろん、ダルビッシュと共に出場が確実な3月開催のWBCでも大きな役割を期待されている。

 侍ジャパンの首脳陣の構想では、先発はダルビッシュ、大谷翔平(28=エンゼルス)、2年連続投手5冠の山本由伸(24=オリックス)、昨季完全試合を達成した佐々木朗希(21=ロッテ)の4人とか。伊藤は彼らからバトンを受け取る「第2先発」ともっぱらだ。

 今回のWBCで鍵を握るのが、この第2先発だろう。ダルや大谷の起用法を巡っては、それぞれの所属球団から縛りをかけられる可能性が高い。試合展開によっては早期降板もあり得るため、第2先発は柔軟な起用法に応えなくてはいけないし、先発よりも長いイニングを投げる可能性すらある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗