門田博光さんを悼む「もう体はボロボロや」と語った稀代のスラッガーの仰天ファンサービス

公開日: 更新日:

 現役時代、門田さんがしばしば麻雀を楽しんだのはよく知られている。役満など高い手作りをしたと聞くが、ギャンブルをしに何度か渡米した。行き先はラスベガス。親しい友人を誘って出かけたが、航空費もホテル代もすべて門田さんが負担した。目撃した人によると「賭け方も豪快で、勝つときも、負けるときも豪快だった」そうだ。

 170センチの小さな体でフルスイング。体を酷使しながら、長いシーズンを戦った戦士のしばしの休息だったのだろう。

 今、手元に門田さんの名刺がある。住所も連絡先もなく、表には「門田博光」、裏には「本塁打一閃」とだけある。門田さんの野球人生、生き方だったのではないだろうか。合掌。

(荻野通久/日刊ゲンダイOB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?