著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【insane contract】大谷へのオファーは「正気の沙汰でない契約」

公開日: 更新日:

 1月末、米ニュースサイト「NJ.com」がこんな見出しの記事を書いていた。

「Angels' Shohei Ohtani could be Big Apple bound on ‘insane' contract.」

 との見出しで、直訳すると、「エンゼルスの大谷翔平が、正気の沙汰ではない契約でニューヨークに行くか」となる。

“Big Apple”は「ニューヨーク市」の愛称。見出しにある“insane”とは、「非常識」「頭がおかしい」「ばかげた」「常軌を逸した」「正気とは思えない」などなど否定的な意味がわんさかある。“crazy”“stupid”“foolish”“ridiculous”と同じような意味を持つ。

 冒頭の記事はこう書いている。今季中にFA権を取得する大谷に関し、「ニューヨーク・メッツは大谷に対して、スポーツ史上最高額の条件を提示するだろう。そのオファーはinsane(正気の沙汰でない)なものだ。エンゼルスが優勝戦線から脱落したとき、ミナシアンGMはオーナーのモレノ氏に7月末のトレード期限を前に話を持ち掛けるだろう。モレノ氏が許可すれば、その金額は非常に高いものになる」。

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