カブス誠也が左脇腹痛で検査…WBCどころかメジャー開幕ロースター入りも危うい根拠

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 左脇腹を痛めてキャンプを離脱しているカブス鈴木誠也(28)。日本時間28日はアリゾナ州メサの球団施設に姿を見せたが前日同様、全体練習には参加しなかった。

 この日のガーディアンズとのオープン戦を前に会見したデービッド・ロス監督によれば、鈴木は27日にMRI検査を受け、チームドクターの診断結果を基にWBC出場の可否を判断するという。

 指揮官は「彼にとって母国の代表として出場することは、とても重要なことだ」と、侍ジャパンへの合流に理解を示しながらも「彼を交えて何がベストな選択となるかを話し合わなければならない」と歯切れが悪かった。

 脇腹は日頃から鍛えにくい上に、故障すれば回復が長引く。完治しないまま戦列に戻った場合、再発のリスクも生じるだけに、WBCへの強行出場は鈴木にとって決して得策でない。

 鈴木にとって欠場が「ベストな選択」となるが、練習再開に時間がかかるうえに、実戦復帰まで約1カ月を要するのが一般的だ。メジャー2年目を迎える鈴木はWBCに加え、開幕ロースター入りも危うくなってきた。

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