カブス誠也が左脇腹痛で検査…WBCどころかメジャー開幕ロースター入りも危うい根拠

公開日: 更新日:

 左脇腹を痛めてキャンプを離脱しているカブス・鈴木誠也(28)。日本時間28日はアリゾナ州メサの球団施設に姿を見せたが前日同様、全体練習には参加しなかった。

 この日のガーディアンズとのオープン戦を前に会見したデービッド・ロス監督によれば、鈴木は27日にMRI検査を受け、チームドクターの診断結果を基にWBC出場の可否を判断するという。

 指揮官は「彼にとって母国の代表として出場することは、とても重要なことだ」と、侍ジャパンへの合流に理解を示しながらも「彼を交えて何がベストな選択となるかを話し合わなければならない」と歯切れが悪かった。

 脇腹は日頃から鍛えにくい上に、故障すれば回復が長引く。完治しないまま戦列に戻った場合、再発のリスクも生じるだけに、WBCへの強行出場は鈴木にとって決して得策でない。

 鈴木にとって欠場が「ベストな選択」となるが、練習再開に時間がかかるうえに、実戦復帰まで約1カ月を要するのが一般的だ。メジャー2年目を迎える鈴木はWBCに加え、開幕ロースター入りも危うくなってきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?