日本ハム清宮幸太郎が6年目でついに覚醒の兆し 他球団スコアラーも警戒強める

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「今季は脅威になるかもしれない」

 そんな認識を他球団に植え付けているのが、6年目を迎えた日本ハム清宮幸太郎(23)。昨季は129試合で打率.219も、キャリアハイの18本塁打を放った。

 今キャンプは、「今年は優勝しか目指さない」と宣言した新庄剛志監督(51)の方針で実戦がメインとなった中、初日の紅白戦からの実戦11試合で33打数7安打の打率.212。数字的には昨年までとそう変わらないものの、「本人の中では打撃フォームの試行錯誤は続いているようですが、スイング自体はそう悪くない。この前の一発には驚きました」と他球団スコアラーは警戒する。

 先月26日の阪神戦で放ったオープン戦1号は、カウント2-2から新外国人・ビーズリーの内角高めの152キロに対し、右肘をうまくたたんで右翼席に運ぶ技ありの一打だった。

 9日の韓国サムスン戦では先制2ラン、14日の楽天戦で先制適時二塁打を放つなど、勝負強さを見せている。

 昨季はシーズンを通してフォームを模索した。

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