ドラ1候補の専修大・西舘昂汰は意外にも心配性…死球不安で評判のシュート投げないと吐露

公開日: 更新日:

 16日の東都大学野球2部で専修大の先発・西舘昂汰(4年=筑陽学園)が、東洋大打線を無失点に抑え完封勝利。ネット裏に集まった11球団25人のスカウトに猛アピールをした。自らのミスでピンチを招く場面でも動じることなく要所を締めるピッチングで、9回を3安打7奪三振。

 今秋ドラフトの上位候補にリストアップする球団もある中、あるスカウトは「なによりスケール感(187センチ、83キロ)があります。左バッターの内角に入ってくるクロスのボールもいいですね。スライダーもいいし、最速152キロとパワーもある。力で相手を抑えられるという点では広島の大瀬良タイプですね」と評価する。

「序盤から後半まで体力が落ちることはあまりない」と本人が語るスタミナは専大の斎藤監督も長所として認めるところ。一方で、試合後のインタビューでは意外な不安を口にした。

 斎藤監督が「いいシュートを持っている」と評するボールをあまり投げないことを問われると、「投げたいんですけど、インコースへの不安がまだある」と死球への気がかりを隠さず、「(打者に)ぶつけないか心配してしまう優しいところがあるので(笑)」と監督がフォロー。加えて、カットボールについても、こう話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情

  2. 7

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  4. 9

    高市早苗総裁はまだ首相じゃないのに閣僚人事?「内閣の要」官房長官に“激ヤバ”木原稔前防衛相のワケ

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言