全米プロでメジャー2勝目狙う松山英樹 敵は“スパイクが隠れる”ほどの長いラフ

公開日: 更新日:

「ここで行われる全米プロといえば長いラフを思い出す。S・ミキールが勝った03年のラフは4インチということでしたが、実際にはグリーン周りなどでは8インチ(約20センチ)以上もある箇所もあり、多くの選手からクレームが出ていた。13年大会はそこまでは長くなかったものの、ラフに入れてスコアを崩す選手は多かった。今年もスパイクが隠れるぐらい伸びている。ティーショットをフェアウエーに置かなければ、グリーンをとらえることは難しい。とはいえ、4日間56ホールでフェアウエーを常にキープすることはできない。ショートゲームの多彩な技術も求められます」

 今年はフェアウエーが固く締まり、ランが出る。ストレートに近いホールでなければフェアウエー先のラフまで転がってしまうケースも出てくるだろう。

 メジャー2勝目を狙う松山は、前週のAT&Tバイロン・ネルソンは通算15アンダーの23位だった。4日間のスコアは66、67、70、66。「ゴルフの状態は少しずつ良くなっている」という。懸念される首痛さえ発症しなければ上位争いが期待できそうだ。松山の初日のスタート時間は午後1時25分(日本時間19日午前2時25分)だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景