岡田阪神サマサマ! パ球団もひれ伏す驚愕の観客動員数、虎党が球場ビジネスの“救世主”に…

公開日: 更新日:

「改めて人気の凄さを実感しました。ホント、ありがたい話です……」

 西武関係者も恐縮しきりなのがセ首位を独走する岡田彰布監督(65)率いる阪神だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚)

 阪神との交流戦が行われているベルーナドームのスタンドは連日、黄色の阪神ファンであふれかえっている。西武側の左翼スタンドまで黄色が侵食。この日の観客動員は1万7479人。5月11日のロッテ戦(9881人)の2倍近くの観客が球場に足を運んだ。カード初戦の30日も10日のロッテ戦の1.5倍強。まさに阪神サマサマである。冒頭の関係者が続ける。

「阪神は今季の交流戦、西武、楽天、日本ハム相手のビジターとして試合を行う。この3球団はいずれもBクラスに低迷し、ただでさえ観客動員で苦戦している。交流戦はGW明けで客足が遠のく時期だけに、3球団は阪神人気を享受することになる。まさに救世主です」

 昨季、リーグ連覇を達成したオリックスは、ポストシーズンを除いた主催試合で最多動員を記録したのが阪神戦だった(3万3323人=6月11日)。

 その阪神は、この日の西武戦に敗れ、連勝は9で止まったが、早ければ交流戦中にも優勝マジックが点灯する。その強さもさることながら、観客動員力も凄まじい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々