ロッテ首脳陣が密かに描く佐々木朗希「新球マスター」計画 狙うは緩急でのスケールアップ

公開日: 更新日:

■165キロをマークして10奪三振で5勝目

 11日の広島戦は7回109球を投げ、5安打2失点、10奪三振で5勝目(1敗)。五回には自己最速タイ、NPB日本人最速タイの165キロをマークして本拠地のスタンドをどよめかせた。

「(6イニングの登板予定を志願して1イニング多く投げたのは)自分で点差を縮めてしまったので、長いイニングを投げたいと思って投げました。きょうは調子があまり良くなかったので……」とは試合後の本人。

 まだ21歳。「調子が良くない」にもかかわらず、165キロを投げて10奪三振をマークしたのだ。

 今季はここまで51回を投げて12球団トップの79奪三振。規定投球回数に達していないとはいえ、防御率1.41も秀逸だ。

 現時点でメジャー球団も垂涎の佐々木が、これでカーブを手の内に入れて緩急を使えるようになったら、160キロ超の速球はさらに効果を増すだろうし、投手としてもいま以上の存在になるのは確実だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  3. 3
    17億円の損害賠償「払う気ない」と発言…「漫画村」運営者の言い分は通るのか

    17億円の損害賠償「払う気ない」と発言…「漫画村」運営者の言い分は通るのか

  4. 4
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 5
    浜崎あゆみの足の形は日本人の中では少数派だった! 過去には池田エライザも話題に

    浜崎あゆみの足の形は日本人の中では少数派だった! 過去には池田エライザも話題に

  1. 6
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  2. 7
    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

  3. 8
    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

  4. 9
    「小池都知事はエジプトのエージェント同然」カイロ大の体質を知り尽くすジャーナリストが看破

    「小池都知事はエジプトのエージェント同然」カイロ大の体質を知り尽くすジャーナリストが看破

  5. 10
    明石家さんまSPドラマ『心はロンリー』はフジの“忖度接待”作品? 辛辣感想に誤解も混じる

    明石家さんまSPドラマ『心はロンリー』はフジの“忖度接待”作品? 辛辣感想に誤解も混じる