森保J新戦術で格下国に大勝も…久保、堂安、三笘が共存「4-1-4-1」の落とし穴

公開日: 更新日:

「堂安は周囲と適正な距離感を保てなかった」

 もっとも堂安に関していえば、初めてエースナンバーの背番号10を与えられながら、アピール度はいまひとつだった。

「周囲の選手と近過ぎたり、離れ過ぎたり、適正な距離感を保ってプレーできなかった。久保が左サイドから中央に切れ込むなど自由にプレーしていたが、同じレフティーの堂安と久保をどう共存させるか、これからの森保ジャパンの課題となります」(前出の六川氏)

 第2次森保ジャパンは初陣でウルグアイと引き分け、2戦目はコロンビア相手に1-2で敗れている。カタールW杯後の初勝利となった森保ジャパン。次戦は20日のペルー戦。FIFAランク21位と骨のある相手に、“新中盤”が機能するか。再びエースの堂安が埋没するようでは、この日の大勝も喜んではいられない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態