泉谷駿介「両足つっても」110m障害5位入賞! 低身長をプラスに変えた驚異のポテンシャル

公開日: 更新日:

 歴史が動いた。

 現地21日(日本時間22日)に行われた男子110メートル障害で、泉谷駿介(23)が13秒19で5位に入賞した。五輪を含めこの種目で日本人初の決勝進出を果たし、過去最高成績となった。米国のグラント・ホロウェイ(25)が12秒96で3連覇を達成した。

 レース後の泉谷はスタートした瞬間に両脚がけいれんしたと明かし「緊張は特になく、いつも通りの感じだった。(脚がつっても)上位に食い込んでメダルは取りたかった」と悔しさをにじませた。

 両脚のアクシデントにも号砲への反応は全体3位の0秒143。まずまずのスタートを切りながら、2台目のハードルを引っかけて後れを取ると、その後も3台を倒してタイムは伸びなかった。

 泉谷の持ち時計は13秒04。6月のダイヤモンドリーグ(DL=ローザンヌ)では初出場で優勝。7月のDLロンドン大会では世界陸上(世陸)を連覇しているG・ホロウェイに0秒05差の2着。時計や実績からメダルの可能性はあった。

「惜しくもメダルには届きませんでしたが……」と、陸連強化委員長、専務理事、副会長などを歴任した澤木啓祐氏がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束