馬淵史郎監督を直撃!世界一厳しい練習をしている日本が野球U18W杯で優勝できないのはなぜ

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 8月31日に開幕するU18ベースボールワールドカップに向け、高校日本代表合宿が始まった。25日は都内で早大との練習試合を実施。夏の甲子園決勝に出場した慶応(神奈川)と仙台育英(宮城)の選手5人は同日に合流したが、試合には出なかった。それでも代表チームは2-1で快勝。幸先のいいスタートを切った代表チームの指揮官・馬淵史郎監督(67)を直撃した。

 ──日本代表監督としてプレッシャーを感じますか。

「ないよ、ない(笑)。ない」

 ──おそらくですが、日本の高校生は世界で一番厳しい練習をしている。それなのになぜこれまで一度も優勝できないのですか。何が足りないのですか。

「やっぱりね、海外の選手はパワーが全然違う。どんなにこっちが指導したところで、パワーでは勝ちようがない。高校生のレベルだと、技術だけではどうしようもない部分があるんです。それにね、ストライクゾーンも日本とはまったく異なります。日本の打者が『ボール』と思って見送った球がストライクになってしまう。そういったことへの対応をこの短期間で仕上げるのは難しい」

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