夏の甲子園では見られない逸材たち 地方大会で敗れた「高校生ドラフト候補5人」の真価

公開日: 更新日:

堀柊那(捕手・179センチ・79キロ・右投げ右打ち=報徳学園)

 夏の甲子園大会真っ盛り。一方で各地の地方大会で惜しくも敗れ去ったドラフト候補たちも多い。甲子園で見られない逸材の長所と課題をプロのスカウトに聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 遠投100メートル、二塁への送球タイムが1.8秒を計測する強肩が武器。50メートルを6秒1で走る。某スカウトがこう言った。

「肩が強くて身体能力が高い。でも、キャッチングや打撃面など課題も多い。まだまだ伸びる素材型選手」

 兵庫・夙川ボーイズ時代、現・阪神の水口栄二打撃コーチに指導を受けた。松山商出身の同コーチは、1986年夏の甲子園で1大会最多となる19安打をマークした安打製造機だ。プロ入り後は近鉄などで活躍。堀は「インサイドアウト」のスイングを伝授され、昨秋は公式戦で打率4割以上と打ちまくった。準優勝した今センバツでも打率4割をマーク。この夏の兵庫大会では3回戦で4打点、4回戦で通算14号を放った。前出のスカウトは「春より打撃は良くなっている」と太鼓判を押す。

 2021年は松川虎生ロッテ)、翌22年は松尾汐恩DeNA)と高校生捕手がドラフト1位で指名された。

「鉄砲肩は魅力だけど、この2人より打撃面が落ちる。現段階では3位クラスでしょう」(前出のスカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  1. 6

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  2. 7

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  5. 10

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道