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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

暑さが続くままツアーは終盤へ…プロはどういう姿勢で戦うべきなのか?

公開日: 更新日:

 この夏は熱中症警戒アラートが頻繁に発表されるなど、日本列島は北から南まで異常気象に見舞われてプロの試合会場も大変なことになっています。

 毎週のように40度近い暑さにプロもバテて参っていますが、キャディーやギャラリーが倒れるシーンを会場で見かけるなど、ひと昔前には考えられない驚きのコンディションです。この暑さは9月に入っても当分続きそうな気配です。

 そうなるとこれからは体力のあるプロ、ないプロとの差がはっきり出てきます。暑さから頭がボォ~ッとしてスイングの切れがなくなれば、ボールも曲がりだす。グリーン回りから簡単にボギーをたたいてしまうなど、ミスが止まらずに流れが悪くなってしまうこともあります。

 スコアメークがうまくいかなければ、試合途中にあきらめてしまうなどプロにとって怖い症状といえます。それに夏の暑さで蓄積された疲労を、完全に抜くのは簡単ではありません。

 これから男女レギュラー大会、シニアツアーも終盤を迎え、体力勝負のウエートも大きくなってきます。

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