日本女子オープンが28日開幕 岩井明愛「3週連続完全V」を阻む主催JGAからの“挑戦状”

公開日: 更新日:

 国内女子の「最高峰」に位置づけられる日本女子オープンの優勝スコアは、2017年から5年連続で2桁アンダーだった。

 昨年(千葉・紫CCすみれC)は、連覇を果たした勝みなみが通算3アンダー。国内ツアー史上最長(6839ヤード・パー72)の舞台で、優勝スコアを1桁で止めたい日本ゴルフ協会(JGA)の思惑通りの結果となった。

 今年の舞台は福井県の芦原GC海C(6528ヤード・パー72)。日本海を望む美しいシーサイドコースだが、きまぐれな海風が勝負を分けそうだ。

 宮北勝栄支配人がこう語る。

「(主催の)JGAからは、グリーンコンパクション(硬さ)は25(昨年大会の最終日は23.5)を目指してくださいと言われました。速さは12フィートです。うちのグリーンはやや小さく、傾斜が強い。12フィートではグリーンから出てしまうこともある。水曜日と大会初日の木曜日は雨予報なので予選ラウンドは12フィートを切ると思いますが、最終日はかなり速くなると思います。フェアウエーは20~25ヤードでそれほど絞っていません。ただし、コース改修でドライバーショットのランディング地点にはバンカーなどを配置し、視覚的にバンカーが効くようにしている。ラフも80~100ミリですから厳しいセッティングです。海風の影響はあるでしょう。とくに午後ですね。風速4~5メートルならボールコントロールは難しくなります。キーホールは上がり3ホール。特に、左サイドから海風が吹きつける17番パー3と打ち下ろしの18番パー5でドラマがありそうです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!