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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

久常涼がPGAツアー切符取りに挑戦! 欧州ツアーV勝ち取ったメリハリのあるプレーに期待

公開日: 更新日:

 米女子ツアー2年目の渋野日向子(24)がシード権を逃した。出場できる試合は減るが、来季も同ツアーで戦うという。

 一方、渋野の高校(岡山・作陽高)の後輩・久常涼(21)は今週が正念場だ。欧州ツアー(DPワールドツアー)のフランス・オープン優勝などで現在のポイントランクは15位。16日開幕のツアー選手権でポイントを稼ぎ、ランク10位以内に入れば、来季のPGAツアーの出場権を獲得できる。

 10月の日本オープンで久常のプレーを初めて見た。第一印象は、「身長(175センチ)は高くないし、それほど飛距離は出ないのかな」と思ったが、振ればドローで飛ばすし、フェアウエーが狭いホールはフェードで方向性を重視。メリハリのあるプレーに感心した。

 国内のマスコミは、人気の高い女子プロの扱いが常に大きい。久常の欧州ツアー優勝は青木(功)さん、松山英樹に次ぐ日本人3人目の快挙だ。スポーツ紙はもっと派手に報じて欲しかった。

■中島も5位タイまでに入れば

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