ボートレース三国 SG「第26回チャレンジカップ」GⅡ「第10回レディースチャレンジカップ」21日から開催(~26日)

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暮れのGPへ弾みをつける峰竜太

 ボートレース三国で21日(火)から26日(日)までSG「第26回チャレンジカップ」GⅡ「第10回レディースチャレンジカップ」が開催される。暮れの晴れ舞台を目指す大一番。本紙は復活のノロシを上げた峰竜太(佐賀)、最強女子の遠藤エミ(滋賀)に本命の二重丸を打つ。

 峰は1年10か月ぶりのSG復帰となった蒲郡ダービーを圧巻の走りでV。通算100回目の優勝と全24場制覇、グランプリ当確の賞金ランキング1位浮上というオマケつきだった。

 まさにドラマのような演出を成し遂げた峰は「まだ完全復活とは思っていない。暮れのグランプリで勝つこと。これが最後の忘れものです」と宣言してファンの喝采を浴びた。グランプリではトライアル2ndへの直行が確実。通算7度目のSG優勝で弾みをつける。

 そんな峰を賞金約270万円差で追うのが馬場貴也(滋賀)だ。8月の福岡メモリアルで通算4回目のSG優勝。昨年のMVP男が賞金ランキング1位への返り咲きを狙って牙を研ぐ。

 さらに地元の総大将・今垣光太郎(福井)も無視はできない。賞金ランキングは16位だが、圏外の19位・白井英治とは約220万円差。4年ぶりのグランプリ切符を確実にするためにも、悲願の地元SG初Vを達成したいところだ。

女王の貫禄を見せつける遠藤エミ

 女子の戦いも熱い。大晦日に勝者が決まるプレミアムGⅠ第12回多摩川クイーンズクライマックスへの出場権は賞金ランキング12位までという狭き門。

 今大会の20人の精鋭たちの中で、最も頂点に近いのが賞金ランキング1位の遠藤エミだ。今年8月のPGⅠ津レディースチャンピオンに続き、2度目の〝夏秋連覇〟を視界にとらえている。

 ついに最終章を迎えたグランプリ&クイーンズクライマックスロード。今年はどんなドラマが生まれるのか。晩秋の北陸決戦から目が離せない。
(賞金ランキングは10月31日現在)

「第26回チャレンジカップ」「第10回レディースチャレンジカップ」(ボートレース三国)

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