DeNA三浦監督の頭痛の種…バウアー、今永、石田が流出危機もドラフト上位は野手&救援投手

公開日: 更新日:

「新加入の森の活躍は計算しずらい。このまま行くと先発ローテ入りしてフル回転を見込めるのは、今季16勝3敗、防御率1.98で最多勝、最高勝率の二冠を獲得した東克樹はともかく、大貫晋一、平良拳太郎、浜口遥大くらいしか名前が上がってこない」と、前出の球団OBがため息交じりにこう続ける。

「そもそも、今秋ドラフトの戦略が理解できない。今年は大学生投手が大豊作だったのに、なぜかウチは外野手の度会隆輝(ENEOS)を3球団競合の末に1位指名。2位で右腕・松本凌人(名城大)を取ったものの、救援投手です。彼らの素質は認めるとしても、この結果にウカれている場合じゃない。てっきり、バウアーや石田を引き止める算段がついていたからこそ、チームに足りてない先発投手に手を出さなかったのかと思いきや、今永を含めて3人とも流出する可能性がある。この3人の今季の登板は計74試合。この穴はカンタンに埋まりそうにない」

 トレードなどで新たな補強を検討しているのならまだしも、三浦監督はさぞアタマを痛めているに違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発