ソフトB元ドラ1髙橋純平が26歳で引退…素行で失う崖っぷち選手たちの「ワンチャンス」

公開日: 更新日:

 ソフトバンクを戦力外になっていた髙橋純平(26)が17日、自身のインスタグラムで引退を発表。今後は古巣で球団職員になるという。

 髙橋は県岐阜商から2015年ドラフト1位で入団。ケガが多く、まともに活躍したのは勝利の方程式の一角を担い、45試合でリリーフ登板した2019年のみ。ここ2年は一軍登板がなく、戦力外通告された。

 今季は二軍でも29試合に投げ、33イニングで19四球。1試合あたりの四球数を表わすBB/9は5以上で、いわゆるノーコンと言ってもいい。さらに右肩にバクダンを抱えていた。

 11月のトライアウトではMAX148キロの直球を投げ、本人も「150キロも出せる」と息巻いていたものの、獲得球団はついに現れなかった。

 ソフトバンクの球団OBは「最後の最後で素行の問題が足を引っ張ったのではないか」と、こう続ける。

「髙橋は昨年、女性問題で騒がれた。山川のように事件化はしなかったものの、LINEが流出し、女癖の悪さや相手女性への対応のまずさなどが広まってしまった。髙橋は元ドラ1でまだ若く、ケガや制球難だけだったら他球団も『ワンチャンス、復活の可能性はある』と獲得したかもしれない。しかし、さらに素行面でクエスチョンがつくとなれば、手を出す球団はありませんよ。ソフトバンクは元ドラ1ということで球団職員として処遇しましたが、今はコンプライアンスにうるさい時代ですからね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波