日本ハムCBO就任の栗山英樹氏は、侍ジャパン「監督続投要請」を2度も断っていた

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 3月のWBCを制した侍ジャパンの次期監督選びは混迷を極めた。

 NPBはまず栗山英樹監督(62)へ続投要請を行ったが、同監督が「次は若い人がやった方がいい」と固辞。その後、松井秀喜氏、イチロー氏、上原浩治氏、前ロッテ監督でもある井口資仁氏らに要請したものの、なかなか色よい返事はもらえなかった。元巨人監督の高橋由伸氏、元ソフトバンク監督の工藤公康氏らも候補に挙がったが、いずれも実現しなかった。困ったNPBは夏頃、「1週回って栗山監督にもう一度頼もう」との結論に至ったという。さるマスコミ関係者がこう言った。

「栗山さんに泣きついたところ、『ちょっと待って。じっくり考えさせてください』という返事が返ってきてNPBは色めきたった。だって、2度目の要請でこの言い方なら、普通はOKだと期待するでしょう。でも結局また断られ、『思わせぶりだな』と関係者はがくぜんとした。片っ端から候補者に断られたものの、同時に監督候補2人に頼むような二股はかけない方針だった。この間、後任探しはストップしたから、長期化の要因になりました」

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