中日・中田翔が明かす流儀「我が物顔でオレはレギュラーやぞ、4番打つぞって気持ちは一切ない」

公開日: 更新日:

「5番でも下位打線でも何番でもいいです。コンスタントに試合に出られる喜びの方が強いから。ここ数年、そういう状況じゃなかったですから」

 ──数字の目標は? 広いバンテリンドームは本塁打が出づらい。

「広い広いって言いますけど、僕は札幌ドームで13年やってますからね。バンテリンよりも札幌の方がフェンスが数十センチ高いらしいですから。札幌ドームも大きかったなとは思うけど、嫌な印象はないですね」

 ──本塁打への期待は大きい。

「それは本当にありがたいことですけど、今はあまりスタンドインは意識してないです。それこそ、打点にこだわっていきたい。40発、50発を打てるに越したことはないけど、本塁打より打点の方に魅力を感じているんでね。周りがどう言おうとね」

 ──過去100打点以上は5回で打点王は3回(2014、16、20年)。

「(大阪桐蔭の先輩で西武の)おかわりさん(中村剛也)が40本後半の本塁打を打って120打点というシーズンが何度かあった。僕は本塁打は20本台だけど、打点は100~110。本塁打は20本差をつけられても、打点は10点差くらい。それもあって、打点にすごく魅力を感じましたね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々