カブス今永昇太が無四球9K、OP戦初の無失点好投 鈴木誠也が適時二塁打で援護

公開日: 更新日:

 カブス今永昇太(30)が日本時間15日、アリゾナ州メサでのアスレチックスとのオープン戦に登板。4回3分の1を3安打無失点無四球9奪三振と好投した。

 アスレチックス打線を相手に高めの直球主体の投球で真っ向勝負を挑んだ今永。初回に2者連続三振を奪うと、その後も相手のバットに空を切らせ、三振の山を築いた。五回、先頭打者から9個目の三振を空振りで奪い、次打者に中前打を許したところで降板。渡米後最長イニングを無失点で投げ切ったルーキー左腕はスタンドから拍手を浴びながらベンチへ下がった。

 今永はオープン戦3試合9回3分の2に登板し、10安打5失点2四球、19奪三振。この日の好投で8点台だった防御率は4.66と改善した。

「2番・DH」でスタメンに名を連ねた鈴木誠也(29)は3打数2安打1打点。第1打席で適時二塁打を放って、今永を援護した。ここまでオープン戦は22打数8安打の打率.364、1本塁打、3打点。カブスの日本勢が開幕に向けて調子を上げてきた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝