著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

正直者はいない? 「医療訴訟」で執刀医が誰かわからない不思議

公開日: 更新日:

 日本に石油が入ってこない! このご時世に、石油会社が軽油の値段を談合で吊り上げていた事件が摘発されました。まさに、国家反逆罪。反社会的勢力とはこういう集団を言うのではないでしょうか?

 さらに、北海道新幹線の用地買収でも談合が発覚しました。日本列島の新幹線はリニアも含め「談合」で建設されているのでしょうか。

 この事件を風化させないために、札幌行きの新幹線には愛称として「談号」と付けてほしいものです。

 まあ、いずこも同じ、これが各地の公共事業で行われている我が国伝統の風情なのでしょう。

 外国人の友人にこのことを話すと「誰が得をしているのか?」とすぐに疑問を投げかけられました。

 たしかに現場の談合担当者は、犯罪のリスクを負うにもかかわらず、個人的な利得があるわけではありません。日本の場合、本当の「ワル」は絶対に顔を出さないのです。

「ではなぜ、社員はせっせと会社の利益をあげようとするの? 自分のためにならないのに、なんで? ならばクレージーだよ!」

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