岡田監督の“精神衛生”に何よりも効いた…阪神の今季初勝利は「大きな1勝」

公開日: 更新日:

 岡田監督がこの日、「先制点を取れるところで、こっちのミスで1戦目、2戦目を取れなかった」と話したように、ミスも目についた。1戦目は森下の打球に飛び出した一走の中野が帰塁できず併殺に。2戦目は四回1死一、三塁から先制点を狙って坂本の初球にセーフティースクイズを指示。これが小フライとなり、三走の大山の走塁ミスもあって再び併殺に倒れた。

「岡田監督はかねて、『普通通り、今まで通りにやる』と言うのが口癖だが、選手のミス、采配ミスによって好機を逸した。2戦目の試合後は『ボール球振り過ぎや』などとイライラを募らせていた。が、昨季の優勝&日本一は岡田監督の采配があったからこそ成し得た。指揮官が平常心を失えば、チームはガタガタになりかねない。この日の勝利は岡田監督の精神衛生上、大きな1勝だった」とは、在阪の野球評論家だ。

  ◇  ◇  ◇

 過去のデータと照らした結果見えてくる「オープン戦最下位」の阪神の不穏な今季の予想は、関連記事【もっと読む】…からチェックできる

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所