小祝さくら「黄金世代」で最速10勝の是非…米ツアー興味なく目指すは“国内最多V女王”か

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【ヤマハレディースオープン葛城】最終日

 最速の2ケタ勝ちだ。

 小祝さくら(25)が5打差5位タイからスタートして67をマーク。通算10アンダーで今季初優勝は、ツアー通算10勝目となった。

「10勝目は本当にうれしいです。葛城ゴルフ倶楽部は難しくて、毎年いいスコアが出る気がしないんですが、今回いいスコアが出せて自信になりました」

 優勝インタビューでこう言った小祝は、畑岡奈紗(25)、渋野日向子、(25)、勝みなみ(25)らと同じ1998年度生まれのいわゆる「黄金世代」。この世代では最速の国内10勝目となったわけだが、この成績を手放しで褒めるわけにはいかないだろう。

 同世代のエース格である畑岡は2017年から米女子ツアーが主戦場で、これまで同ツアー6勝を挙げている。国内ツアーでは5勝だが、小祝のように国内に専念していればとっくに2桁勝っているはずだ。

「今のところ小祝は米女子ツアーに興味がないですから」と、ツアー関係者がこう語る。

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