ハチの大群で大谷の試合が2時間遅れ…MLBの虫トラブルあれこれ、中にはクククな笑い話も

公開日: 更新日:

 ハチの大群で試合開始が1時間55分も遅れたのが、日本時間5月1日のダイヤモンドバックス対ドジャース戦だ。

 アリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドのグラウンド内にハチの大群が現れ、急きょ駆け付けた職人が駆除作業に追われた。その間、大谷翔平はベンチでフリードマンらと談笑。球場内に「ヒーロー」の曲が流れる中、職人はファンの声援を浴びながらハチを駆除。その後、職人が始球式を行うという演出もあった。

 メジャーの球場がハチの大群に悩まされるのは珍しくない。2012年5月のロッキーズ対ダイヤモンドバックス戦(デンバー)、13年9月のエンゼルス対マリナーズ戦(アナハイム)、17年3月のパドレス対ロッキーズ戦(ピオリアでのオープン戦)でも、それぞれハチの大群によって試合が中断されている。

 極めつけはある年のプレーオフ。160キロの速球が武器の剛腕リリーバーが、マウンド上で大量の虫の襲来に悩まされたのだ。

 リリーバーは懸命に群がる虫を追い払おうとしたものの、集中力が途切れたのか炎上――。虫の被害にあった気の毒な投手といわれるが、これには裏話がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発