岩井千怜が今季2勝目 米挑戦のカギはドライバー…「曲げても乗せる」は海外メジャーでは通用せず

公開日: 更新日:

【RKB×三井松島レディス】最終日

 この日のようには行かないだろう。

 首位タイ発進の岩井千怜(21)が67で回り、大会新記録の通算12アンダーで逃げ切り勝ち。自身初の大会連覇を果たした。今季早くも2勝目(通算6勝)でメルセデスランキングトップに浮上した岩井千は、双子の姉・明愛とともに30日開幕の全米女子オープン(ペンシルベニア州ランカスターCC)に出場する。

 昨年は予選通過も48位に終わり、2度目の参戦となる今年は上位争いが期待される。

「カギとなるのはドライバーです」と、ツアー関係者がこう言う。

「この日はドライバーが左に曲がり、修正しながらのラウンドとなった。雨の中、それでも67で回り、前年に自身がマークした大会コース記録(11アンダー)を更新するのはさすがです。ただし、それができるのは国内大会ツアーだからとも言えます。全米女子オープンの会場は、フェアウエー(FW)を外して簡単にバーディーが取れるセッティングではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差