「何百回言うても変わらん」…ボヤく阪神岡田監督が羨む広島の“何も言わなくても走る”選手

公開日: 更新日:

 阪神は昨21日、前半戦最後の広島戦で12得点を挙げて大勝。2試合連続で「0-1」の零敗を喫していたのがウソのように打線が爆発した。

 前半戦は90試合で43勝42敗5分け、首位巨人に3.5ゲーム差の4位で折り返し。チーム防御率はリーグ2位の2.25、262得点は同3位ながら、完封負けは13度と貧打が足を引っ張っている。

 岡田彰布監督(66)は走塁を通じて得点力不足解消を試みているが、「サイン出しても走らん。何百回言うても変わらん」とボヤくことしきり。この日も、近本が初回に二盗を試みたものの失敗した。

 一方、カードを勝ち越した広島はこの日、「らしさ」を垣間見せた。二回1死一、三塁、打席に7番の矢野を迎えた場面でエンドランを仕掛け、先制点をもぎ取った。矢野は足を生かして内野安打とした。

 広島は新井監督が就任以降、走塁に関して積極姿勢を貫いている。盗塁数は昨季が128回企図で78盗塁。今季も83回企図で45盗塁。成功率は低いものの、企図数はリーグで最も多い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償