大谷はシーズン終盤イライラ募りそう…左右両エース復帰もポストシーズンへ「不安データ」

公開日: 更新日:

 一方、グラスノーは昨季まで所属したレイズ時代のポストシーズンは通算10試合で2勝6敗、防御率5.72。20年のドジャースとのワールドシリーズでは2試合で計10失点とエースの役割を果たせなかった。9、10月は通算24試合で7勝8敗と負け越している上に、防御率4.38と安定感を欠く。

 大谷はエンゼルス時代の21年終盤に「ヒリヒリする9月を過ごしたい」と話し、地区優勝、ポストシーズン進出を熱望した。昨年12月のドジャース入団会見で「勝つことっていうのが僕にとって今一番大事なこと」と話した通り、ド軍入りの決め手は2年連続地区優勝、11年連続プレーオフ進出を果たす常勝チームでワールドシリーズ制覇を成し遂げたいからだ。

 が、左右エースの働き次第では新天地1年目のシーズン終盤は「ヒリヒリ」するどころか、「イライラ」が募りそうだ。

 大谷の話「(通算250号は)知らなかった。もっと打てるように継続したい」

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、左翼守備が9月以前に「前倒しされる可能性」が出てきている。そうなればすでに右肘には2度目もメスを入れているだけに、今後の投手生命にも影響しかねない。いったいドジャースに何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発