ロッテ《シーズン通して働けない佐々木朗希》に飲ませたい超献身的なカイケルの爪のアカ

公開日: 更新日:

 さすがはメジャー通算103勝のサイ・ヤング賞投手ーー。

 そう思わせるのがロッテの左腕、ダラス・カイケル(36)だ。

 昨5日の楽天戦に先発し、5回3安打1失点に抑えて初勝利をマークしたことはもちろん、投手は投げてナンボという強い気持ちと姿勢だ。

 ブリュワーズでの最後の登板は今年7月13日のナショナルズ戦。先発して3回8安打3失点で降板すると、2日後の15日に戦力外に。30日にロッテへの入団が発表され、8月10日に来日。翌11日にはゾゾマリンで入団会見をすると「まだ時差ボケがある」と言いながらキャッチボールなどで汗を流した。

 メジャーとは異なる日本のボールやマウンドはもちろん初めてだが、来日から1週間後の17日にはソフトバンク相手に先発して5回2失点。そこから23日のオリックス戦、29日の西武戦と中5日で回っている。この日の楽天戦が中6日だったのは前日まで3日間、試合がなかったから。ここまで4試合はいずれも100球に満たず降板しているものの、最低でも5回は投げ、防御率2.12と試合を作っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?