日本女子OPのスコアは天候次第…大会史上最長コース、ラフは長いところで14センチも

公開日: 更新日:

 大会史上最長の6845ヤードのセッティングで行われている今年の日本女子オープン(茨城・大利根CC西C)。距離の長さに加え、ラフは10~12センチほど伸びており、グリーン周りはそれ以上に長い芝が密集する。当然、グリーンも硬く、速くすることから、開幕前に上田桃子(38)が語っていたように、「終わってみればアンダーパーフィニッシュは10人もいない」というのが大方の見方だった。

 ところが、快晴の初日は前夜のお湿りが「恵の雨」となった。当初はグリーンの速さ12フィート、硬さ(コンパクション)23~24に設定するはずが、それぞれ10.5フィート、21。第2打以降に持つクラブはミドルアイアンやユーティリティがほとんどにもかかわらず、選手はソフトなグリーンを果敢に攻めた。米女子ツアーを主戦場にする古江彩佳(24)が、8バーディー1ボギーの65と爆発。7アンダーで単独首位に立ち、3アンダー以上はアマチュア1人を含めて10人もいた。

 2日目は朝から雨模様。グリーンはさらにソフトになる。大会史上最長コースで選手はスコアをグングン伸ばすのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ