大谷は来季投手に軸足、目指すはサイ・ヤング賞 投打フル出場は《負担が大きく論外》と識者

公開日: 更新日:

 2020年以来、4年ぶりの世界一を目指すドジャース

 選手がプレーオフに向けて調整する一方で、フロントを含めた首脳陣はすでに来季に向けた青写真を描いているという。

 来季、二刀流が復活する大谷翔平(30)の起用法もそのひとつ。投手として復活するだけに、どういった使い方がチームや本人にとってベストなのか議論を重ねているとか。その中で有力視されるのが、投手に軸足を置いたプランだそうだ。

 大谷は今季、DHとして159試合に出場。たった3試合休んだだけで、本来、主力野手の休養の場でもあるDHを独占できたのはフロントと首脳陣の意向だった。

 他の野手を交互に休ませる以上に、大谷を常時打席に立たせた方がメリットが大きいとソロバンをはじいたからだ。

 結果は思惑通り。前代未聞の「54本塁打-59盗塁」をはじめ、3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」、リーグトップの130打点で地区優勝に大きく貢献。ケガ人続出で脆弱だった投手陣をカバーできたのは大谷のバットと足によるところが大きかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは