日本ハム達孝太がプロ初勝利!ドラフト前面談「最長記録1.5h」の理論派はコロナ感染でも夜な夜な練習

公開日: 更新日:

目標がしっかりしているという点では(球団OB)大谷翔平(現ドジャース)と似ている気がします。当時の天理・中村良二監督は進学を勧めたいようでしたが、最終目標がメジャーだから、早くプロへ行きたいと監督を説得した。よく勉強していて自分の意見がはっきり言える。面談は1時間半で、間違いなく最長記録です(笑)」

 達は1位指名された際、日本ハムの印象を問われると、「ダルビッシュ(現パドレス)さんを始め、多くのいい投手が育つ球団。自分がやるべきことをやって、ダルビッシュさんの後を追いかけていけたら」と将来のメジャー志向を公言している。 

 日本ハム入団後にはこんなことがあった。ファーム関係者が声を潜めてこう明かす。

新型コロナウイルス全盛の頃、達がコロナに感染したので寮の隔離部屋に入った時があった。完治するまでは絶対安静で、出てきてはいけないのに、夜の11時や0時になると、こっそり屋上に上がって夜な夜な自主トレをやっていた。結局、寮の関係者に見つかって大目玉を食らいましたが、『見上げたやつだ』と評価するコーチ、スタッフもいました」

 身長194センチのスケールの大きい右腕は、日本ハムからメジャーへ飛び立った先輩たちに続けるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは