佐々木朗希「ヤル気満々」の裏に《今オフメジャー挑戦は不透明》…無理したくなかった昨季と状況一変

公開日: 更新日:

 そして、CS初戦の先発。今回は「責任」を与えてもらった。

 今年8月、米紙「USAトゥデー」(電子版)は、佐々木のメジャー挑戦が来季以降になる可能性が高いと報じた。

「今年の冬、ポスティングでメジャー挑戦することが確実視されていたが、心境に変化があり、来季も日本にとどまる可能性がある。複数の球団幹部が話した」といった内容だ。

 さるメジャー関係者によれば、「一部の代理人も佐々木の今オフのメジャー挑戦は不透明になったと言っている」そうだ。

 佐々木がメジャー挑戦を1年先送りしたとすれば、なるほど後先考えずにエンジンをふかすこともできる。

「佐々木はプロ5年目ながら、シーズンを通してローテ-ションを守った経験がない。今季は初めて2ケタ勝利(10勝5敗)をマークするも、2度離脱している。160キロ右腕として米球界の注目度が高い選手にしては、チームへの貢献度は低い。長い目で見て大切に育ててもらった球団に、後ろ足で砂をかけるようなマネはさすがにできないのではないか。今回のCSにかける気持ちはこれまで以上に強いと思う」とは前出のOBだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が